恋形

羽流はビックリした
何時間も探しているのは
次郎を見ればわかるが
何年も探しているとは…

羽流「なっ何年も?」

次郎は肩を落としていたが
自分が滑稽に思えたのか
少しだけ笑いながら答えた

次郎「えぇ〜…もぅ何年もです
何年探しても見つからないんです……
いいえ……私が、あの時しっかりしていれば
何年もかからずに
見つけていれたのかもしれません……」

次郎の言葉に羽流はひっかっかた

羽流「あの時しっかりしていればって
落とし物する時は誰でもしますからね」

次郎「えぇ〜でも…わたしの探している物は落とし物ではないんです……」

羽流は次郎の話に不思議な顔をする

羽流「落とし物じゃないって………いったい何を探しているんですか?」

次郎は悲しい目をして
遠い空を見ながら答える

次郎「思い出です……恋人との……近い未来に笑えるようにと彼女と埋めたタイムカプセルと言う名の未来への思い出です……」
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