恋形

フッと次郎が話しだした

次郎「羽流さん!!伝えてますか?」

次郎の突然の質問に
羽流は戸惑い答えることが出来なかった

羽流「えっ??」

次郎はベンチにすわり
うつむき地面を見ながら
もぅ一度羽流に聞いた

次郎「伝えてますか?」

羽流は何を聞かれているかわからない

羽流「伝えるって何をですか??」

次郎は地面を見続けながら話す

次郎「彼女にです……彼女に羽流さんの思いを伝えてますか??」

羽流は次郎の質問の意味が少しだけわかった

羽流「えぇ、もちろん!ちゃんと伝えているつもりですよ」

次郎「そうですか!それは、よかった!!私は……私も彼女には伝えていると思ってました。けど……伝え方がたりなかったんです……」

羽流は思った
伝え方がたりなかった……??

羽流「たりなかったって……どういうことですか??」

次郎はまだ地面を見ている

次郎「私にはどこかに安心感があったんです。きっと、このまま続いていくんだと思っていたんです。彼女とずっと一緒に……私の心の中で、どこか根拠のない安心感があったんです。」

羽流は思った
自分も亜紀と、このまま続いていくんだと言う
安心感が自分にもあるような気がした
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