恋形

羽流「想像しますね。例えば自分が死んでしまったら」

次郎が続ける

次郎「残された彼女はどうするだろうか!」

羽流「彼女は泣いてくれるだろうか?」

次郎「自分の事を跡形もなく忘れてしまうのではないか……」

羽流「悲しみに暮れたままにはならないだろうか」

次郎と羽流の声が重なった

羽流・次郎「幸せになってくれるだろうか」

思っていたが重なったことで
羽流と次郎は目を合わせ互いに照れくさそうに笑った
そして
ほほ笑みながら次郎は手紙を見つめなおした

羽流は愛しそうに手紙を見つめる次郎に話だした

羽流「それを、その手紙を彼女に渡したいんですね?」

次郎はほほ笑みながら
うなずいた

次郎「えぇ〜!伝えたいんです。この思いを幸せになってくれと」

羽流は次郎の言葉を聞いて笑顔になる

羽流「伝えましょう!!愛とは伝えるものだと!!
伝えなきゃ
これっぽっちも相手には伝わらない」

次郎「はい。伝えなきゃ」

羽流「さぁ早く!!彼女のところへ!!」
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