キミを抱く

両親も寝静まった
暗い家の中
忍び足で
息を殺して
森くんを部屋に上げた

一段のぼるたび
ギシッてなる階段と
森くんの右手の
コンビニの袋が
ガサガサいうたび
ドキドキして

フローリングの床に
冷えた足先がつらいのに

こんな時間に
いきなり来る
森くんを
面倒くさいとは
思わなかった

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