蒼空の向うへ
そんなことを思っているうちに、笛が鳴った。



キュッ キュキュッ


バッシュがよく鳴る


キチッと止まるこの感じが僕は好きだな。あと、音もね。



飛ぶように、跳ねるように、同じ場所を行き来する



久「やめッッッ!!!」


久君の一言で、反復を一斉にやめる。


久「各自報告に来るように」


「ハッ ハッ 」

息が軽く上がってる


トントンッと胸を叩いて出来るだけ呼吸を整える


トンッ トンッ トンッ

「ハァーーー」


大きく息を吐いて、再び吸う


うん。OK

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