~幕末恋華~
お登勢さんはそう言うと、綺麗に畳んだあたしの制服を渡してくれた。
お登勢さん、わざわざ縫い直してくれてたんだ…。
「凄い上手…!わざわざありがとうございますっ!」
頭を下げると、又々優しく微笑んだ。
「いいえ~。それはほんま、変わった着物どすなぁ。けんど、莉美さんは異人ではあるまいし。」
あはは…あたしにしたら普通なんだけどね(苦笑)。
「まっこと、お登勢さんは天才じゃのう。」
「坂本はん、それは大袈裟どす。ささ、莉美さん。どうぞ、隣の部屋でお着替えを。」