こんぺいとう
涼しい風があたし達を包む。
オレンジ色の夕陽が海を綺麗に照らし始めていた。
あたし達はスーパーに入ると、慣れた手つきでカートをとり、適当に野菜などを選びながら店内を回っていく。
「キャベツと人参ととうもろこし…」
口ずさみながら目の前に見えるものを順番に取っていくと、灯もカートの中に持ってきたものをどさどさと入れた。
「もやしとウインナーは絶対!あと、じゃがいも!!」
「じゃがいも?じゃがいも焼くの?」
焼肉にじゃがいもなんて入れるっけ?
「そう!じゃがバタにすんの。1回食べたら絶対杏もハマるから!」
へぇ…
食べ物のことで灯に勝る人はいないから、きっと本当なんだろう。
「あ!肝心な肉!肉!」
そう言って肉のコーナーに走っていく灯。
カートとあたしを野菜コーナーに置いたまま灯は先に行ってしまった。
もう…、いっつも本当に勝手なんだから。
灯はあたしを置いていくのが特技のよう。
オレンジ色の夕陽が海を綺麗に照らし始めていた。
あたし達はスーパーに入ると、慣れた手つきでカートをとり、適当に野菜などを選びながら店内を回っていく。
「キャベツと人参ととうもろこし…」
口ずさみながら目の前に見えるものを順番に取っていくと、灯もカートの中に持ってきたものをどさどさと入れた。
「もやしとウインナーは絶対!あと、じゃがいも!!」
「じゃがいも?じゃがいも焼くの?」
焼肉にじゃがいもなんて入れるっけ?
「そう!じゃがバタにすんの。1回食べたら絶対杏もハマるから!」
へぇ…
食べ物のことで灯に勝る人はいないから、きっと本当なんだろう。
「あ!肝心な肉!肉!」
そう言って肉のコーナーに走っていく灯。
カートとあたしを野菜コーナーに置いたまま灯は先に行ってしまった。
もう…、いっつも本当に勝手なんだから。
灯はあたしを置いていくのが特技のよう。