こんぺいとう
さよなら?



「おい、涼!」



その言葉をあたしに残して風間涼と大人びた少年は姿を消した。




あたしの前だけ空気が変わったような気がした。
まるで突風が吹きぬけたかのように…




何だったの、さっきの…?





まるで台風のように突然現れて、突然去っていった。
それがあたしとあなたの最初の出逢いだった…






「言い逃げ…?」




何を動揺してるんだろう。
突然告白されたぐらいで。




今さら、誰を愛せるの?
その答えは簡単。




もう誰も愛せない。
もう誰も好きになんかなれない。





あなたを失ってしまったのだから…
ねぇ、こんな風に思ってるのはあたしだけなの…?





「奏…」







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