年下の悪魔
「ちょっと涼君、顔近い…」

「俺視力悪いからこれくらい近づかないと見えないんです。動かないで下さい」

動かないでって…完全に押さえ付けられて動けない。

距離的にキスしそうな距離だし。

てか、涼君初めて会った時より髪の毛伸びたなぁ。

あ、意外に睫毛も長いし。

涼君も、黙ってないで何か言ってよ。

もしかしてこのままキスする気?




ドキッ

うあぁ…また来たこのドキドキが。

心臓、壊れそう









「お前、誰?」






バッチーンッ!

「いったー!ゆいさん、今本気で叩いたでしょ!」

叩かれた衝撃で涼君の手が私の顔から離れた。

お前誰とは何よ!

「うるさいっ!どうせ私のスッピンは不細工ですよ!」

「不細工なんて言ってませんよ!ただ、メイクの力って凄いな~別人だな~と思って…」



バチン、バチンッ!

「何回叩くんですか!暴力的な人ですね!」

そんなに強く叩いてないわよ!

ムカつく!
一瞬でもドキドキしちゃったじゃないのよ!


って、言うか、私の今日1日のドキドキを返して!

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