年下の悪魔
頭に響いて思わず受話器を耳から外した。

ドキドキして出たのに、第一声が怒鳴り声で『テメェーッ』。
電源入れた時、時間しか見てなかったから、着信履歴まで見てなかった。

意表をつかれました。



『お前今どこにいんの?車の音がするけど、外か?』

そーいえば、すぐ真横は道路だ。

帰省ラッシュで車の数が凄い。

「あ、うん。実は昨日の夜中倒れちゃって、今病院にいるの。で2~3日入院なの。だから電源切れててメールも見てなく『お前、どこの病院だっ!!見舞いに行くから教えろ!!てか、何で倒れたっ!?』


本日、2度目のキーンッ…



こっちの話も聞かずに食い気味で怒鳴られた。

っていうか、見舞いなんて…絶対無理。

こんなすっぴんでダサい部屋着で弱ってるとこなんか見られたくない。

てか、私の心臓が動き過ぎて…、早死にしちゃう。


「別に2~3日で退院だし、お見舞いな『いいから教えろ!』


「っていうか、こんな弱ってるとこ見られたくな『つべこべ言ってんなよっ!さっさと病院名教えろ!』



「でも迷惑が『迷惑だったら聞かねーだろうがっ!!』



もう、この子は…。

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