年下の悪魔
あまりにも忙しくて、辛いなんて言えなくて、何とかその日だけはやり遂げたんだっけ。

「よく覚えてるね」

『当たり前だろっ!ずっと見てたんだから』


ドキッ


「ああああああの、私そろそろ病室戻るね!さ、寒いし…」

『あ、てめっ、どこの病院か教え―――――』


涼君の声を無視して、携帯を切った。

まだ心臓がドキドキ言ってる。

ずっと見てたんだからって…、ずっと?

当時、そんなに私の事気にかけてくれてたの?

今だって、こんなに心配してくれて。

冷たくしたり優しくしたり、どんどん困惑する。



そう言えば、涼君、メールがどうとかこうとか言ってたなぁ。

新着メールを問い合わせて見ると、3件ほど到着してた。

登録している占いサイトからのメルマガと
友達からと涼君からだ。

メルマガは応募者全員に恋愛運が上がるストラッププレゼントという内容。

友達からは、来週カラオケに行こうというお誘い。

涼君からは








Date:涼君
Sub:Re:
本文:今日暇だから、お前が言ってたホラー映画でも見に行くか?







昨日はやりすぎた。ごめん
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