年下の悪魔
「実は、往復のガソリン代と水着代とで予算オーバーしちゃって。コンビニのおにぎりで勘弁」

「いや、別にいいけど…そんな事なら早く言ってよ!お金なら」


って、今日早起きとかに気を取られて財布の中の所持金が。

私っていつもこうだ。

前もこんな事あったなぁ。

初めて涼君とラブホに行く時、私の所持金ヤバかったんだよねー…

「いやいや!お前は黙って車にいなさい。あ、具の好き嫌いとかある?」



涼君の甘い笑顔にヤラれてしまった。

いきなりそんな笑顔見せないでよ。

反則。


「好き嫌いは…な、何も…」

「了解」


バタンッとドアを閉め車から出て行ってしまった。


日焼けの…せいかな?

顔が熱い。


1人の車内、ふと見ると、遠くの方にまだ海が見える。

本当に綺麗な海。

それにここは、涼君が産まれたところ。

大好きな人が産まれたところ。

何でかな…、やっぱり日本海の海が綺麗なのかな?

元彼と行った旅行より、ドキドキしてる。





「お待たせ」

コンビニ袋を下げて涼君が戻って来た。

よく見ると、涼君も焼けて真っ黒だ。

「はい。ツナマヨと焼たらこでいいか?」

「うん、あ…ありがとう」


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