年下の悪魔
コンビニの駐車場。

さっきとは違って、コンビニの電気で、エンジンを切っても明るい。

仕事帰りのおじさんや、これから遊びに行くようなカップルがコンビニから出たり入ったり。


よくある風景の中、私は車内でセフレと契約打ち切りの話。


涼君、何か言ってよ…。








「ふざけんなっ…」

「別にふざけてなんか…」

「別れた元彼なんかにしがみついてバカじゃねーの!?俺の気持ちも知らねーで!!」



バカって…

てか、俺の気持ちって何よ?



「何だよ!お前マジでムカつくよ!」



エンジンをかけて車を走らせた。

物凄いスピード、制限速度なんてまるで守ってない。

「ちょっと、涼く…スピード出し過ぎ!怖いよ…」

「うるせーっ!」




円満解決になるとは思ってなかったけど、やっぱり怒らせたか…。

「でも涼君!別に2度と会わないって言ってるわけじゃ…。セフレじゃなくて普通の友達としてこれから…」




気がつくと、ここは―――――――…



昨日の空き地。

エンジンを止めシートベルトを外すしたと同時に、私に覆い被さり

恐怖を感じる暇も、声を出す暇も間もなく、私の体はシートと一緒に倒されてしまった。

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