年下の悪魔
シャワーを終え、部屋に戻り、メイクをしながら熱を測って見た。


37度弱。


あー…微熱ってところかな。


このまま部屋で寝転んでれば下がりそうだけど。

いいや…、涼君に抱かれてる時って結構汗かくし。

でも、そんな激しい運動、していいのかな?


もういい。
どうでもいい…。




弱気になってるのは風邪のせいなんだろうな、きっと。











車に乗り込むと、車内はひんやりと冷たい。

最近、夕方でも暑い日が続いていたから冷房ぐらいかけても不思議はないけど

さすがに今はきつい。

でも、口答えしたら何されるかわかんないし。

少し厚着にしてよかった。

「お前さ…暑くないの、その格好」

運転しながら怠そうな声を発した。

涼君は半袖だけど、私は長袖にカーディガンを着てる。

涼君だけじゃなく、世間の人達はもう衣更えを済まし、みんな半袖になる時期だ。

「私、冷え症だから…」

本当は風邪が振り返さないようにしてるだけだけど。

昔なら、きっと私の体、心配してくれたんだろうな。

< 87 / 205 >

この作品をシェア

pagetop