鬼殺し
「わかった。それ以上はいい。時間がないらしい……
俺は寮の廊下でコーヒーを飲んでた。

けど……そのまま意識を失ったようだ。何かが混ぜられていたのかもな。
共用のコーヒーメーカーのコーヒーだ……他はわからない。

順に聞こう美鈴は?」

きかれた美鈴が嗚咽をあげながら、自分は寝ていたはずだと答えた。

美鈴だけ、ネグルジェ姿に裸足だ。寒いのか、膝を抱えて壁際に蹲っている。

「そんな事聞いてどうするのよ!そんなに重要な事?!
この状況がどうにかなるの?

あと何分なのよ!?」

沙耶香が冬耶の尋問を断ち切った。

「そうだ!鬼を決めるんだろ?鬼を決めて、そいつを殺せば助かる、違うのか!?」

雅人が叫び、その後自分の問いにはっとなった。
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