おしゃべりノート
「ん??どこだここ?確か今日は淳也の結果発表の日で、俺は少しの間暇だから、眠ってて…あれ?うわ、くっせぇ、ゴミの匂いだ。待てよ、これパッカー車じゃねぇよな…。俺捨てられたのか??いや、淳也がそんな事するはずがない。だとしたら親が勝手に捨てたか…」
パッカー車は、次の場所で、さらにゴミを詰め込んだ。
「うべべ、またゴミか?!くっそー、あいつの結果、見届けたかったのに…。くっそ…。でも・・・あいつは受かってるだろ。何も心配することはない」
そう、何も・・・
そのとき、ゴミの中の古びたノートから、小さな光の玉が飛び出した。
そして、小さな光の玉は空へ昇っていった。
暫く道に座り込んでいた敦也だったが、突然すくっと立ち上がり、家に向かって歩き始めた。
あいつはもういない。でも、あいつに貰ったものは残っている。
「藤川に・・・藤川に告白する」
勇気は貰った。後は行動に移すだけ。
入学式で告白する。残り3週間もあるのに、ドキドキしている。
途中、武瑠とすれ違ったが、挨拶もせずに、
「おい、どうしたんだよ、無視か?」
静かな家へと帰っていった。
パッカー車は、次の場所で、さらにゴミを詰め込んだ。
「うべべ、またゴミか?!くっそー、あいつの結果、見届けたかったのに…。くっそ…。でも・・・あいつは受かってるだろ。何も心配することはない」
そう、何も・・・
そのとき、ゴミの中の古びたノートから、小さな光の玉が飛び出した。
そして、小さな光の玉は空へ昇っていった。
暫く道に座り込んでいた敦也だったが、突然すくっと立ち上がり、家に向かって歩き始めた。
あいつはもういない。でも、あいつに貰ったものは残っている。
「藤川に・・・藤川に告白する」
勇気は貰った。後は行動に移すだけ。
入学式で告白する。残り3週間もあるのに、ドキドキしている。
途中、武瑠とすれ違ったが、挨拶もせずに、
「おい、どうしたんだよ、無視か?」
静かな家へと帰っていった。