君がいた
それからあたしと拘輝と一緒に歩いていた。
あたし達を見ると頭をさげてくるこの街は、世間からは怖がられてる『闇の街』と呼ばれてる。
ここに、来る人は裏の世界の人しかいなくその街にも、特定の人しか行けないエリアがある。
あたし達は、そのエリアに足を入れた。
そこでも、やっぱり頭をさげてくる人ばかりだった。
そして、あたし達は、そこのエリアのたった1つある20階建てのマンションに入った。
そこのマンションは、20階建てなのに普通の3倍ぐらいマンションなので、中は広々としていて高級ホテルみいだ。
あたしと拘輝は、綺麗な受付嬢に黒いカードを見せた。
そのカードには、あたしのは揚羽蝶の絵が書かれていて、拘輝のには青龍が書かれている。
受付嬢は、それを受け取り「舞姫様と青龍(セキリュウ)様ですね」と言ってカードを返した。
『舞姫』と『青龍』は、この世界では有名で得に、裏の世界では知らない人はいないと言われてる存在だ。