恋、涙 …【2】〜私とあなたと小さな天使〜
でも…
やっぱり不安もあって。
2人目とは言え、あの陣痛の痛みとかを思い出すと、少し怖いんだ。
そんな気持ちをかーくんに話すと、かーくんは…
「大丈夫だよ。希は、茉央の時も頑張れたんだし…今回も俺、側にいられるようにするから…な?」
そう言って、優しく私の頭を撫でてくれた。
「…ありがとう。」
「うん…」
なんだか、さっきまで『怖い』なんて思ってた自分がバカみたいに思えてきた。
ごめんね…赤ちゃん。
弱いママで。
でも、もう大丈夫。
だから…
元気に生まれてきてね。