。゚+蜜月+゚。



するとディクスもミリアを見た。




「カレンさえいればあの女など死んでもかまわない。血が絶対に必要なわけでもないしな。」




・・・・いや・・・・。




ディクスの冷たい言葉。




ミリアは纏わり付く妖魔を払う。




「いやいやいや・・・・」




妖魔がミリアの白い肌を噛んでミリアの腕が紅く染まる。




ミリアの目から涙が落ちる。




「ぃゃぁ・・・・!」




助けて。




ミリアは助けを求める。




血がだんだん広がる。




甘い香りも増す。




「・・・・ぃゃ・・・・」




ミリアが泣くことは妖魔をさらに呼ぶ。




ミリアの周りは妖魔だらけ。




すると、妖魔が一瞬で消える。



< 126 / 406 >

この作品をシェア

pagetop