。゚+蜜月+゚。



「・・・・・・・」




ぇ・・・・。




「はやくついて来い。」




ディクスがミリアに言う。




「・・・はぃ・・・」




ディクス様が・・・助けてくれたの・・・・?




カレンはミリアを睨みつけていた。




「・・・」




ミリアは視線を感じて小さくなる。




カレン様・・・・怖い。




ミリアは血がついたままのドレスを引きずりながら、ディクスとカレンの後を歩いた。




・・・・。




カレンと笑って話すディクス。




ミリアはそれを見て思った。




・・・・カレン様は特別・・・。




ミリアは心にぽっかり穴が空いたような感覚がした。




何かがスルスルと通り抜けそうな感じ。



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