。゚+蜜月+゚。



これには、ディクスの顔も緩んだ。




マリーに下がるように言って部屋から出すと、ディクスはミリアとベッドに入る。




ミリアの腰に腕を回してミリアを引き寄せる。




そうしてディクスは目を綴じた。




・・・・
・・・
・・





「・・・ん・・・・」




ミリアが目を覚ますと、ディクスの綺麗な顔が前にあった。




思わず声が出そうになるが、堪えた。




「・・・ミリア・・・?目が覚めたか?」




ディクスが目を開けた。




「ディクス様・・・・」




ミリアが名前を呼ぶとディクスはニコリと笑う。




「身体はどうだ?怠いか?」




「・・・・大丈夫です・・・」




ディクスがミリアを抱き起こす。



< 307 / 406 >

この作品をシェア

pagetop