。゚+蜜月+゚。
これには、ディクスの顔も緩んだ。
マリーに下がるように言って部屋から出すと、ディクスはミリアとベッドに入る。
ミリアの腰に腕を回してミリアを引き寄せる。
そうしてディクスは目を綴じた。
・・・・
・・・
・・
・
「・・・ん・・・・」
ミリアが目を覚ますと、ディクスの綺麗な顔が前にあった。
思わず声が出そうになるが、堪えた。
「・・・ミリア・・・?目が覚めたか?」
ディクスが目を開けた。
「ディクス様・・・・」
ミリアが名前を呼ぶとディクスはニコリと笑う。
「身体はどうだ?怠いか?」
「・・・・大丈夫です・・・」
ディクスがミリアを抱き起こす。