。゚+蜜月+゚。



「寒いか?」




「ぃぇ・・・」




血を飲まれたからか、まだ少し身体が冷たいミリア。




「風呂に入って身体を温めろ?」




「大丈夫です。それよりディクス様、濡れていました。温まってきてください」




ディクスは立ち上がるとミリアを抱っこした。




「ミリア?今ミリアの身体は身篭っているのだから、無理はいけない」




そう言ってミリアを抱っこして廊下を歩く。




ミリアはお腹に手をあてる。




・・・・本当にお腹の中に赤ちゃんがいるのかしら・・・・。




「ディクス様・・・・?何処に行くのですか??」




「風呂だ。ミリア、一緒に入るか?」




意地悪に笑うディクス。




ミリアの顔は紅くなる。




「ぃ、一緒なんて・・・・」



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