距離は遠とし。


ミミがこの世から消えて3つの季節が過ぎた。



ミミが死んで俺の世界が変わった。


俺はミミが死んでから学校に行っていない。


進級はできた。



でも今年は留年するだろう。


退学するかもしれない。


まぁ別にいいけど。






ミミ・・・?



なんで俺をおいて逝った?




"ツ―キ"


ガバッ


「ハァハァハァハァ・・・クソッ」


夜は眠れなくなった。



夢の中に笑顔のミミがいる。

でも触れない。


体が動かないんだ。


そして途中で起きる。




起きる時間はミミが死んだ時間。


ミミ・・・お前は俺になにを伝えたかった?




ミミ・・・・俺は答えを見つけるよ。



俺はその日、ミミが死んだ日以来、来ていなかったミミの家に訪れた。



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