距離は遠とし。


アルバム?


ミミが作ったのか表紙には~中学生~とミミの字で書かれていた。


俺は開いた。



1ページ目は入学式だった。


少し幼い俺とミミがそこにいた。



入学式―――


ミミが寝坊して入学式早々2人で走った。

あの時は遅刻するかと思った。



ページをめくると、いろんな写真が貼られていた。


修学旅行―――


ミミが他のクラスの奴に告白されてて妬いた。



体育祭―――


2人3脚して2人でコケて笑いながら走った。



ずっと一緒にいたため、そこには多くの思い出があった。


俺は懐かしさで微笑みながらページをゆっくりめくっていた。




最後のページをめくると、そこには紙が挟まれていた。


そしてページは卒業式だった。



きっと3年間でもっとも嫌な思い出だった卒業式。


写真の俺たちはお世辞にも笑顔と言えないぐらいムスっとした顔で写っていた。



この紙はなんだ?



紙は2枚あった。


紙を開くと、1枚目には「遺書」と書かれていた。



遺書?


ミミの本当の気持ちが分かる。


俺は2枚目を見た。



< 26 / 39 >

この作品をシェア

pagetop