七つの星の落し物
「転変地変だ。 仕方がない。
この星はあの赤い星に嫌われちまったのよ。
だから、こんなに寒くなっちまったんだ。」


リゲルは空を見上げる。
西の空の彼方に、赤い小さな点が見える。

(あれ、星なのかな・・・
あれが昔はもっと近くにあったの?
その頃はもっと暖かかったんだ・・・。)

リゲルは考える。

(星を近づけるモノ・・・?! 互いに引き合うモノ・・・?!
!!  そうだ!)


「ねぇ、アル、僕を宇宙船に戻して!」


「ワォ! リゲル、もう分かったの?! ちょっと待っててね!」


耳元でアルの声がした。


シャラ―――ン!


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