君と手を繋いで
「か、からかってなんかないよ!!」

慌てて必死に弁解するも、彼には通用しない。



「誰から聞いても、全員がからかってるって答えるよ。あー、傷付いた。俺のガラスのハートにきずついたー」

胸に手を押さえてそう言って、わざとらしい溜息を付く。


全然傷付いてるように見えないけど。てか、棒読みだよ、あなた。



「お詫びどうしてくれんの?」

いきなり顔をぐんと顔を近づけてきた翔に、一瞬たじろぐ。


「はい?」



「お詫び。お前のせいで、俺の心はこんなに傷つけられた。」

「どうしてくれんの?」と翔は言う。



「ど、どうするって…」



「責任、取ってくれんの?」

翔は私を壁まで押しやり、私の両手を掴んで身動きが取れないようにすると、肘をついて距離を近付けてきた。


まさかこんな展開だとは思わなかった
私は、右往左往顔を動かし慌てふためく。


「ちょっ!!何してんの!?離してよ!!」


すると翔は唇を私の耳元まで持っていき、わざとらしく吐息混じりで囁いてきた。



「お詫び、身体で払ってくれる?」




!!!!!!!!!!!!!!!??


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