君と手を繋いで
「あははははは。また、ごじょーだんを」

私は、両手を少し前に出し、自分の身体をガードするが、それが裏手になり逆にその手を捕まれて、


「冗談じゃないけど?」

私を覗き込み、妖艶に笑う。




やばいやばいやばいやばい!!
もう終わりだ!!
私はこの鬼畜ド変体に食べられる!!



逃げ道がない私は徐々に距離を詰めてくる彼を感じながら、ぎゅっと目蓋を瞑る。




すると、


「ふっ、冗談。」


そう言って近くにあった椅子に座った。




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