ワンラブ~犬系男子とツンデレ女子~



「あーあ、バカ犬ちゃんついに捨てられるか?」

「な、なんでそーなるんだよっ?!」

「そりゃだって、他にいい犬を見つけちゃったらさぁ」

「稀衣ちゃんが、アイツなんかを選ぶわけねーだろっ!」

「じゃ、俺とか」

「え…」

「…バーカ。全部まじにすんなっつの」

「いたたた?!なにすんだよっ?!」

「隙だらけなんだよバカ犬っ」



オレの頭をグリグリしながら、純ちゃんはニヒヒと楽しそうに笑う。



「お前は、何でもかんでも信じすぎなんだよ」

「なんでダメなんだよ」

「…別にー」



信じなきゃ、信じてはもらえないって。



してほしい事は、まず自分からやるべきだって。



小学校でそう習っただろ?



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