ワンラブ~犬系男子とツンデレ女子~
「そのくらいで、ちょうど良い」
「強がったって、負けるときは負けるんですから」
なーにー?!
絶対勝つ!!!
コイツには、何一つ負けたくない!
「お前こそ、無駄に背があるだけだったりして?」
「おかげさまで、ジャンプボール負けたことないんですよ」
「ジャンプボール勝ったからって、試合に勝つとは限んねーよ!」
「何事も出だしが肝心ってことだよ!分かんないのか!」
“ピピーーッ”
「そこ、静粛に~!」
審判の係らしい純ちゃんが、ホイッスルを吹き鳴らしながら、オレと安藤の間に割って入る。
「口喧嘩してる時点で、出だし最悪だぞお前ら」
純ちゃんのもっともな意見に、オレも安藤も言い返す言葉はない。