ワンラブ~犬系男子とツンデレ女子~
「先輩、分かってます?!横井先輩が負けたら、俺とデートですよ?」(←絶対断られると思ってた人2)
普通、分かってないのに頷かないよ。
「知ってる」
「いいんですか?」
「いいよ。勝てたらね」
ワンに、勝てるなら。
信じてる。
絶対勝つと。
「鮎沢ちゃんの許可も出たところで、試合始めまーす」
ワン、勝たなきゃ許さないよ。
心の中でそう言った。
試合開始。
真っ直ぐ高くボールが上がり、そのボールに最初に触れたのは、安藤だった。
ワンはというと、ボールから離れた所で、コート全体を見渡しているようだった。