ワンラブ~犬系男子とツンデレ女子~
「え、そーかな?」
「そーだよ」
冬休みの間に、絶対大きくなってる。
君との距離が、またひとつ広がった。
「でももっと大きくなって、郁也見返してやるんだ!」
「あぁ、そんなこともあったね」
以前郁也に、ワンはあたしの彼氏と認めてもらえなかったことがあった。(←第9話参照)
その事をまだ気にしてるのかな。
「……ぷ」
「ちょ、なんで笑うんだよ!」
「ごめんごめん、つい…」
必死な顔がおかしくて。
ワンにとっては、本当にコンプレックスなんだろう。
あたしは、このままでいいと思うけど。
だってその方が、
「そのままで十分、あたしは好きだよ」
君らしいから。
この距離に、安心できるから。
手を伸ばせば、すぐに届くから。