ワンラブ~犬系男子とツンデレ女子~
【kie※side】
「稀衣ちゃん、ありがと」
そう言ったワンは、鼻をすすった。
…泣いてる?
顔を見られたくなくて、この体勢なのかな。
お礼を言いたいのは、あたしの方だ。
いつだってワンが教えてくれる。
導いてくれる。
手を差しのべて、引いてくれる。
「ワン、おめでとう」
もう日付が変わった頃。
2月22日。
今日はワンの誕生日。
17年前の今日、生まれてきてくれてありがとうって、感謝の気持ちを伝える日。
「覚えてたの?!」
「去年は祝えなかったから」
去年の今頃は確か、ストーカーの犯人探しに夢中だったっけ。
おかげで、ワンの誕生日をあっさりスルー。
次の日佐倉が思い出して、みんなで軽く祝う程度で終わってしまった。
「稀衣ちゃん、ありがと」
そう言ったワンは、鼻をすすった。
…泣いてる?
顔を見られたくなくて、この体勢なのかな。
お礼を言いたいのは、あたしの方だ。
いつだってワンが教えてくれる。
導いてくれる。
手を差しのべて、引いてくれる。
「ワン、おめでとう」
もう日付が変わった頃。
2月22日。
今日はワンの誕生日。
17年前の今日、生まれてきてくれてありがとうって、感謝の気持ちを伝える日。
「覚えてたの?!」
「去年は祝えなかったから」
去年の今頃は確か、ストーカーの犯人探しに夢中だったっけ。
おかげで、ワンの誕生日をあっさりスルー。
次の日佐倉が思い出して、みんなで軽く祝う程度で終わってしまった。