夜空に咲く僕たちの願い
「…なんで隠してたの?言ってくれたって良かったじゃん。どうして今なの?」
自分でも思った。
俺の声が震えていたこと。
体の振動がこっちまで流れてきたのか。
そして視界が歪んだ。
それは涙が屈折しているからだった。
「………俊介」
「俺と瑠花は兄妹ってわけ?なぁ、そういうことだろ?」
思っていたことを口に出して言ったら、それは空気に触れて再び俺の耳に届いた。
悲しすぎる現実は、目の前にあった。
俺の父さんが瑠花のお父さんだということは、必然的にそうなってしまう。
瑠花と血が繋がっている。
しかも半分だけ…。
瑠花とは性格も好き嫌いも学力レベルも運動レベルも違うからなのか、一つも似ているヶ所なんてない…のに。
兄妹ってなんだよ。
理解しようとしても出来ねぇよ。
だって…俺は瑠花を愛してしまってるのだから。