夜空に咲く僕たちの願い



描いていた未来を黒く塗り潰された。
その仕業はきっと神様だろう。楽しそうに黒ペンキで塗っているのだろう。


あなたは残酷ですね。
俺の泣き声聞こえませんか?




いっそのこと居なくなりたかった。
いっそのこと消えてしまいたかった。


消された未来をどうしたらいいのか分からなくて。
希望のない夢にいつまでもしがみつくなんて哀れだと思う。

だけどこの状況では何をしても全てが嫌になってしまいそうで。

だから死にたいって思った。



俺は渓斗を振り切り駆け出す。俺の言葉を聞いた渓斗はやはり驚いていた。



止まらない涙を必死に拭う。
だけど次々と溢れてくる。
意味のないことを続けるしかなかった。



スポーツバックを揺らしてある場所に向かう。



あの日、星に誓った場所だ。
ここにこればタイムマシーンに乗って過去に戻ってやり直しできると思ったから。





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