JKママ
顔を手で覆う。



今は何一つ見たくなかった。





何時の間にやら寝てしまっていたあたしが目を覚ましたのは7時半すぎであった。


「やっばー……、ご飯作ってねえ……」




だる気と疲れを感じながらもベットから降りて、一階のリビングへ。





「あ……、こんばんは。
お邪魔してます。」



兄と弟ふたりと父、そして、



……結城愛がいた。

あたしが作る料理よりも断然豪華で、美味しそうな品がテーブルには並んでいる。それらの料理を皆で笑顔で食べているではないか。





「……なんで結城愛が、いるの…。」


唇を噛み締める。




リビング内へと入りはせずに目をより一層大きくしながら呟いた。
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