JKママ
暖簾を片づけて、もう客もいないラーメン屋。



一つ明りの灯された薄暗い店内には、結城愛と、百丘舜和が浮かない顔でラーメンを啜っていた。






「店長……、私……詔ちゃんに認めて貰えないみたい……」


彼女はラーメンを味わいながら、しょっぱさも感じていた。瞳から流れ出る塩は生温い。





「愛、泣くな……。きっとお前の事をあいつだって分かってくれる。俺はお前の良いところも悪いところも、全て受け入れたから結婚を決意したんだ。

詔だって、素直な子だ。

率直的で、乱暴で頑固。口も悪いけど、何かに一生懸命になれる子なんだ。一緒に分かってもらえるように頑張ろう」








支え合い様に寄り添うふたりは末永く連れあった夫婦の様であった。
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