俺のワケアリ彼女
料理に夢中になっていたら、だいぶ時間がたっていた。
すると目を擦りがら涼が寝室から出てきた。
「・・・ふゅぅ・・・・先生・・・・?」
「涼、起きたか」
俺は料理を中断して涼のもとに歩いていく。
涼はたまに寝起きが悪いことがある。
泣き出すことがあるから、俺は涼の寝起きに必ず涼の頭を撫でる。
「・・・・先生・・・怖い夢見た・・・先生いなくなる夢・・・・」
今日はそのたまにらしい。
「俺はどこにも行かないから」
涼を抱きしめる。
声を殺して泣く涼。
「大丈夫だから・・・・」
「・・・ぅん・・・・」
だんだんと落ち着く涼。