俺のワケアリ彼女



料理に夢中になっていたら、だいぶ時間がたっていた。




すると目を擦りがら涼が寝室から出てきた。




「・・・ふゅぅ・・・・先生・・・・?」




「涼、起きたか」




俺は料理を中断して涼のもとに歩いていく。




涼はたまに寝起きが悪いことがある。




泣き出すことがあるから、俺は涼の寝起きに必ず涼の頭を撫でる。




「・・・・先生・・・怖い夢見た・・・先生いなくなる夢・・・・」




今日はそのたまにらしい。




「俺はどこにも行かないから」




涼を抱きしめる。




声を殺して泣く涼。




「大丈夫だから・・・・」




「・・・ぅん・・・・」




だんだんと落ち着く涼。



< 206 / 363 >

この作品をシェア

pagetop