"code = choice"
僕たちが見詰める中、異変は起きる。
僕たちの願いが届くように、少しずつ減少スピードが低下していく。今まで視覚で捉えられなかった1の位が、見えるようになったのだ。
「よし!!」
と、僕は拳を握り締める。瀬戸さんが背後ら僕の肩に両手を置き、グッと力を込める。
「やったな、おい!!」
と叫びながら、拓郎がハイタッチを求める。
僕にとっては、忌まわしい記憶でしかなかったチョイス。
そのリメイク版であるチョイス2が、正体不明のテロリストから原子力発電所を守ったんだ。
「おっ、実況中継していたサイトにも、コメントが書き込まれてるぜ。意外と、見ていた人がいるんだな。
浩平、お前はヒーローだぞ」
「ハハハハ、何だよそれ」
拓郎が自分の持参したパソコンに向かい、放送終了の操作をしようとする。
その時だった―――
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