桜ノ籠 -サクラノカゴ-




「だから、青磁先生はあなたに渡しません!」




言葉にして、

溢れそうな涙をこらえ、
唇をかみしめた。




わかってる。

私じゃ、
青磁先生にふさわしくない。



でも、

でも、
青磁先生と離れたくない。



青磁先生を、
他の誰かに渡したくない。





私は、
青磁先生のそばにいたい。






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