心の中の宝物
「桜。桜?」

「え?」

「どうしたの?さっきからぼーっとして・・・」

あっ

今私は亜美と買い物中だった。

「ごめん。何でもないよ。」

「そう?ならいいけど・・・」

「うん。ねぇ、何買う?」

私は家具屋のいろんなものを眺めていた。

「必要最低限のものでいいよ。ベッドとタンスと机ぐらいかな。」

「もっといろいろ置こうよ。雑貨とかさ。」

「でもー」

「亜美はもう私の家族だよ。遠慮なんていらないよ。」

「ありがと。」

「私が決めてあげるー」

「ダメ!桜が決めたらラブリーな部屋になっちゃう。」

「えー」

確かに私の部屋は可愛い系だけどさ。

亜美もしてくれたっていいじゃん。

ぶ~

私は一人拗ねていた。

その間に亜美がいろいろ決める。


私も模様替えしたいかも・・・

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