約束 ~生きていく君へ 余命半年と告げられて
「温人、おはよう。 
今から真幸ちゃん教室つれて
いくよ。 ここでいつまでも
見つめあっていても仕方
ないっしょ。」


 「えっ。」

けして見つめあってたわけじゃ。


目線そらすタイミングって
ものが見つからなくて…。


昨日の今日なんだよ。




 朝からわたしなんかが
みなさんに注目されるなんて。




それも、冷た~い視線が
教室の窓という窓から集中攻撃みたいな。




これから本当どうなっちゃうんだろう。



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