約束 ~生きていく君へ 余命半年と告げられて
亮君の後ろを朝からどっと
疲れたわたしが着いていく。


 「キャ~~亮君」

 「おはよう亮君」

黄色い声があっちからこっちから。


ニコニコしながらかわす亮君。



『慣れてる~。』


なんて思っちゃう。



恋愛ど素人。
  
  +

男性恐怖症。



こんなわたしをどうか巻き込まないで。





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