好きなのはキミ。
「スズメ、平気?」
「うん、でも今日はもう帰りたい…」
「じゃあ送っていくから」
なんてニッコリ微笑む一成くんに
キュン
ってなる胸
…優しすぎるよ
でも。
「これから授業だし、これ以上は迷惑かけられないよ」
「だから、迷惑じゃないって。
俺がもっとスズメといたいだけ、だめなの?」
「一成くん……ばかっ」
そう言ってあたしは一成くんに抱きついた
人がいっぱいいるのに目立っちゃうのに…なのに
抱きしめかえしてくれる一成くんにあたしの胸は鳴ってばかり
「一成くん、お願い…」
「……んっ?」
「一緒にいて?…一緒にいたいの」
「いいよ、一緒にいてあげる…」
そう言ってあたしの手を引いて学校に来た道を反対に、一緒に歩いて行った