好きなのはキミ。




「スズメ、平気?」



「うん、でも今日はもう帰りたい…」



「じゃあ送っていくから」



心配だし。
今は離れたくない…

なのに




「これから授業だし、これ以上は迷惑かけられないよ」




「だから、迷惑じゃないって。

俺がもっとスズメといたいだけ、だめなの?」




俺の素直な気持ち、わかんねーの?
スズメは思ってくれないわけ?



「一成くんの……ばかっ」



そんなことを言いながら俺に抱きついたスズメ。

目立つの嫌じゃないわけ?
でも抱きしめ返した俺、ぶっちゃけ嬉しいし



「一成くん、お願い…」


「……んっ?」



「一緒にいて?…一緒にいたいの」



「いいよ、一緒にいてあげる…」



元彼の変わりでもいい、…よくないけど

スズメと同じ気持ちって事が良かった…



周りの注目の中、学校に来た道を反対にスズメの家まで歩いて行った
もちろん。
手を繋いで




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