幸せという病気
はるかへ。
いつもいじめてごめんね。
でもはるかは、たったひとりのいもうとだから、これからは、まもってあげるからね。
また、いっしょにあそぼうね。
はるかは、しんじないかもしれないけど、さいきん、みらいの大人になったボクがゆめの中に出てきて、はるかに手がみをかいてあげようって言ってたから、かいたよ?はるかも早くしょうがっこうに入れるといいねっ。三年
なんかね?未来のボク達も今みたいに、たまにケンカもするけど、仲良しなんだってっ。でもあまりイジメないようにするね。四年
遥。これから先、将来には楽しい事がたくさんあるんだってさっ。だけどどうしようもなく辛い事もたくさんあるんだってっ。そんな時は約束どおり、兄ちゃんが守ってやるから辛くても泣かずにがんばろうっ!!五年
オレはいつだって遥を応援してるから。
いつまでも笑って暮らそうね!!
六年
「お兄ちゃんね?この手紙・・・あの時、一回くれようとしてやっぱりやめたって言って、結局くれなかったの」
「そうなんだぁ」
遥に当時の記憶が蘇る。
《やっぱり・・・お花を百回貰うまでこの手紙・・・お兄ちゃんが閉まっておく》
《えぇ~・・・遥、まだ読んでないよ?》
「だけどこっそり読んじゃったの。でも私が知ってるこの手紙はね?《またいっしょにあそぼうね》までで終わってたんだぁ」
「え?・・・《はるかは、しんじないかも》ってとこからは?」
「まだ小さかったからね?記憶が曖昧なんだけど、続きがその時は書かれてなかった気がする」
「そんな事ねぇだろぉ。だってこうやって現に書かれてるわけだし。でもなんで途中から漢字が含まれてるんだろね・・・」
「多分、文の中でお兄ちゃんが成長していってるんだよ」
「へ?どーゆう事?」