幸せという病気
《例えば俺が明日死ぬとしても・・・すみれが元気で生きててくれれば・・・それでいい・・・だけどやっぱり・・・死ぬまでは・・・すみれと一緒に生きたい・・・子供、抱きかかえてやりてぇなぁ~・・・・ってか、すみれ・・・一人で大丈夫か・・・またいつか夜景でも見に行きたいなぁ・・・・》
「そして、大好きな人を守る為に幸せ病と戦った兄の今まで頑張ってきた軌跡と・・・精一杯のすみれさんに対する告白です」
やがて、自然とすみれの目から・・・涙が零れた。
《・・・俺・・・・・やっぱ死ぬんか・・・・》
やがてその言葉で、窮屈なほどに会場が静まり返る。
《・・・・死にたくねぇなぁ・・・・》
そしてすみれは、武のプロポーズを思い返した。
《だけど、すみれが必要だって事も・・・もう俺ん中で変える事も後戻りする事も出来ない・・・人って自分の事だけ考えてられたら・・・そんなに簡単な事はないよ・・・相手の事・・・そして相手と自分の両方を考えなきゃいけないから、たくさん悩むし、たくさん傷つく・・・だけど恋愛ってのは、あれだ・・・・・やっぱ二人でするもんだしさ・・・そしたら今まで知らなかった気持ちとか、感情を知って・・・不思議と辛くても強くなれんだ・・・》
「・・・」