幸せという病気
深々と雪が降り続け、
その日、たった一つの小さな命が誕生した。
そして雪は『ありがとう』の気持ちを込める様に・・・。
更に白く重なり合い、人々の想いへと積もっていく。
普段、気に止めない偶然が・・・本当は意味のある必然な事で・・・。
そして目に見えない所では、たくさんの奇跡が起きている。
もしかしたら現実は、そうやって・・・夢の世界に守られながら存在出来ているのかも知れない。
きっとその夢の世界には、人々の希望があり、創造がある。
だからこそ人は誰も、現実という厳しい世界の中で・・・夢を見つけ、追い求め、そして恋をし、誰かを愛する事に直面しながら生きていく。
それが全て、夢の世界からの贈り物だとしたら・・・。
それは、誰からのプレゼントだろう・・・。
夢の中にいる、過去や未来の自分自身からなのか・・・。
それとも夢の中に存在する、まだ見ぬ未来の恋人か・・・。
いつかの家族や、将来の自分の子供・・・そして友達から・・・ペットに至るまで・・・。
貴方の持っている夢と愛の分だけ、今も知らぬところで奇跡が交じり合いながら、誕生し・・・今、まさにその身体に降り注いでいるのかも知れない・・・。
そして・・・。
半月ばかりが過ぎ、クリスマスがやってきた。