時を超えた恋 - 新撰組と毒舌最強少女 -【完】
瑠『男を………信じようとする日がくるなんてな。』
沖「へ?なんて言いましたか?」
私の呟きは、沖田さんには聞こえてなかったみたいだ。
瑠『なんでもありません。』
沖「そうですか………。」
瑠『とにかく刀を買いに行きましょう。』
沖「そうですね。行きま…あっ、甘味屋だ!」
沖田さんは甘味屋に一直線。
私は渋々、沖田さんの後を追った。
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瑠『………てめぇの胃はブラックホールか。』
沖「ぶらっくほぅる?何ですかそれ。モグモグ。」
瑠『てめぇの腹みてぇに黒い天体だよ。甘味好きの腹黒野郎。』
沖「ひぃほひふぁあ。」
瑠『だれか通訳お願いします。』
沖「モグモグ…ゴックン。酷いなぁ、って言ったんですよ。分かりませんでしたか?」
分かんねーよ。