時を超えた恋 - 新撰組と毒舌最強少女 -【完】
瑠『……いきますよ。』
齊「うむ。…こい。」
私は床を蹴り勢いをつけ、討ちにいく。
斎藤さんの後ろに回り込み
一本とろうとするが
―――バシイッ!
斎藤さんはそれを受け止めた。
瑠『さすがっ…!』
簡単に勝たせてはくれない。
しばらく、攻防が続いた
そして斎藤さんが竹刀を振ってくる。
私はそれを寸前でかわし、
一歩踏み込み竹刀を振り、斎藤さんの顔の前で寸止めした。
齊「っ…!……お見事。」
瑠『そりゃどうも。』
ったく、斎藤さんとだけでも十三試合したのに
沖「瑠偉さぁ〜ん。次、私と試合してください!」
瑠『お断りします。』
なんでコイツとまでしないといけない?