時を超えた恋 - 新撰組と毒舌最強少女 -【完】
瑠偉は土方の胸に頭を押し付け泣く。
そんな瑠偉を抱きしめる土方。
今まで本音なんかほとんど言ったことがなかった瑠偉が
少し、本音を言った。
人前で涙を流した。
瑠偉が
ほんの少し人を信じだした瞬間だ。
瑠『ん…もういい、土方。』
土「あ、ああ…。」
瑠偉は泣き止み、土方は抱きしめていた腕をほどいた。
瑠『………。』
土「………。」
先程まで抱きしめあっていたため
少し気まずい雰囲気になる。
しかし
瑠『泣いたの久しぶりだから疲れた。寝る。』
そう言って瑠偉は寝転がる。
土「あ?…おぅ。」